よくある質問

  • 測定器について
  • 試薬について
  • 消耗品について

測定器について

ダイヤル式残留塩素測定器と簡易型残留塩素測定器とではどのような違いがあるのですか?
ダイヤル式測定器の比色レンズは9つ、簡易型測定器の比色レンズは8つとなっており、ダイヤル式測定器のほうがより精確に測定が可能です。また採水用のセル(試験管)もダイヤル式測定器のほうが厚みがあり、この点においてもより詳しく水質をチェックできる設計となっております。
  • ダイヤル式測定器

  • 簡易型測定器

試薬について

試薬の使用期限を教えてください。
錠剤試薬につきましては2005年11月発売の商品から、使用期限が箱裏面の日付から3年間へと延長いたしました。錠剤試薬パッキング技術の向上および保管体制の強化により、よりお客様にお使い頂きやすくなっております。粉末分包試薬は従来通り箱裏面の日付から1年間とさせていただいております。
DPD試薬を投入しても発色しないのですが…。
消毒用塩素が水の中に存在しない可能性があります。特に水中に大量の有機物が存在する場合は消毒用塩素がどんどん消費されてしまい、入れたはずなのにもうなくなっている、というケースがあります。また消毒用塩素が強すぎる場合(10mg/l 以上等)にも発色しないことがあります。あるいは温泉等で天然水を使用している場合、水中にある妨害物質の影響で発色しないことがあります。
  • 塩素濃度が高すぎて、
    反応が局所的に生じている例
    (100mg/ L程度の場合)

  • 塩素濃度が高すぎて、
    発色反応が見られない例
    (10万mg/L程度の場合)

DPD試薬には粉末タイプと錠剤タイプがありますが、どちらを使用すればよいのでしょうか?
錠剤タイプの試薬は1粒投入するだけで定量をきっちりセル(試験管)に入れることが出来るので、屋外で風が吹いている場所等では使用が簡単です。粉末分包タイプの試薬は溶解が非常に早く、屋内・外を問わず作業しやすい環境であればスピーディーに測定が可能です。どちらのタイプの試薬も測定結果に違いは無く、お客様のお好みで御利用いただけます。

補充用残留塩素測定用試薬について

錠剤試薬にある「ラピッドタイプ」と「通常タイプ」の違いは何ですか?
DPD錠剤が市場に登場した当時は通常タイプの錠剤しか存在していませんでした。
その特性上、錠剤が溶けにくいため、試験管へ投入した後に棒でつつき、崩して使用していました。
その後早く解けるラピッドタイプの錠剤試薬が登場したことにより、現在流通の99%はラピッドタイプになっております。

<通常タイプ>
●固く溶けにくいため、棒でつつく等して崩す
●発泡剤が入っていないため、吸光光度計で使用できる

<ラピッドタイプ>
●早く溶かすために発泡剤が入っており、添加して数秒でふわっと溶ける
●発泡剤が入っているため、吸光光度計には使用できない

「ラピッドタイプ」発売後も「通常タイプ」をご指定・ご愛顧いただいておりますお客様へは、引き続き両タイプを安定して供給できるよう努めておりますのでご安心ください。

消耗品について

個人のユーザーなのですが、補充用試薬を簡単に購入できるお店はありませんか?
東急ハンズ各店理化学用品フロアに、個人のお客様に向けた弊社製品のお取り扱いが一部ございます。
詳細は弊社までお気軽にご相談ください。
測定器に付属のセル(試験管)が破損して(汚れて)しまいました。
セルのみ単品での購入は可能でしょうか?
セルのみの販売も行っております。御購入検討の際にはお客様最寄りの代理店もしくは弊社までお気軽に御相談ください。
  • 補充用セル2個入り

  • 角型試験管(フタ付)2個入り

  • 丸型試験管(フタ付) 2個入り

受水槽用水質検査器JD-2型あるいはJD-3型にセットされている比色用(比濁用)の標準試験管を破損して(汚れて)しまいました。
標準試験管のみの購入は可能でしょうか?
濁度用標準比濁管および色度用標準比色管はそれぞれ1本から御購入いただけます。
御購入検討の際にはお客様最寄りの代理店もしくは弊社までお気軽に御相談ください。